|
芝生のエアレーション
|
|
|
|
|
|
エアレーションとは
芝生は一度張られると二度と耕すことは出来ません。
毎日のように踏まれた芝生の土壌は、カチカチに固まって、通気性が悪くなります。
又、水撒きをしても水分が地中に染みこみにくくなり、雨が降ると水がたまってしまう状態になります。
そうなると芝生の根が地中深くまで成長することが出来ません。
芝生の根が成長しないと茎が葉に十分栄養が行き渡らなくなり、密度の高い芝生を作ることができません。
そこで芝生に穴をあけて、芝生の根に空気(酸素)を入れるとともに水はけも良くする作業です。
これをエアレーションといいます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
エアレーションの効果
(1)芝生の根に空気(酸素)を入れる
硬く締まった芝生に穴を開け、芝生の根に空気を取り入れ、芝生を活性化させます。
(2)水分の供給、水はけを良くする
穴を空けることにより、水が地中に染みこみやすくなり、芝生に十分な水分を与えることができます。
又、雨が降っても表面に水がたまらなくなり、芝生が水で溶けたような状態になることや、苔や藻の発生も防ぎます。
(3)根切り
古い根が切られることにより、根が刺激され、活性化されます。
(4)土壌の改善
穴を空けることにより、土がほぐれます。
コアエアレーションで土を取り出し、砂(目土)入れるとより効果があります。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
エアレーションの方法
エアレーションには3つの方法があります。
(1) 穴を空けるだけのエアレーションと
(2) 穴を空けて、砂(目土)を入れるエアレーション
(3) 直径1cm、長さ7−8cmの土を取り出し、そこに砂(目土)を入れるコアエアレーション
(1) 穴を空けるだけのエアレーションはローンスパイクで10cm間隔で穴を空けていきます。
(2) 穴を空けて、砂(目土)を入れるエアレーションはローンスパイクなどで穴を空けた後、砂(目土)をふるいにかけて均一に撒き、デッキブラシ等で穴に砂(目土)を入れていきます。
(3) 直径1cm、長さ7−8cmの土を取り出し、そこに砂(目土)を入れるコアエアレーションは穴あき器で土を取り出し、砂(目土)をふるいにかけて均一に撒き、デッキブラシ等で穴に砂(目土)を入れていきます。
面積が狭い芝生の場合、タンポポの根を抜く専用の道具で代用できます。
(3)のコアエアレーションの一番効果が高く、手間もかかります。
(1)のエアレーションが一番効果が低いですが、手間はかかりません。
芝生の状況に合わせて、使い分けると良いでしょう。
現在の土壌の現況がかなり硬い場合や、粘土質の土壌の場合は、コアエアレーションを続けることで土壌の改善になります。
|
|
|
|
道場主
千葉県のペット泊まるオーベルジュ
Ring Woodfieldのオーナー
1997年より芝生のドックランを作り、
宿は1999年8月にオープン。
以降、1人で600坪の芝生を無農薬で管理する。
|
|