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トランジション
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トランジションとは
暖地型芝をベースにして、一年中緑を楽しめるように秋に寒地型芝を『オーバーシーディング』を行い、春に寒地型芝から暖地型芝に戻す作業をトランジションといいます。
トランジションの時期
通常は、春、5月から6月頃に行いますが、個人的には5月上旬くらいに行った方が暖地型芝の生育を促進するので、成功する確率が高いと思います。
雨の日は芝刈りもできないので、遅くとも梅雨までには、寒地型芝から暖地型芝に50%位は切り替わっていた方がよいでしょう。
トランジションが遅くなると暖地型芝の発育が十分ではなくなるので、難しくなるでしょう。
トランジションの方法
寒地型芝を少し伸ばしてから、一気に10mm-20mm位に短くして、軸狩りになるようにします。
一度に短くすると、芝生の上の葉の大部分、そして軸までもが刈られ、葉がなくなり軸のみが残った状態になります。これを軸刈りといいます。
寒地型芝を短くするのはベースの暖地型芝に日光が届くようにするためです。
トランジションを行った後も暖地型芝に十分な日光が当たるように、こまめな芝刈りを行って下さい。
最低でも週に1回、出来れば2回は芝刈りを行って下さい。
その後は、気温も上がってくれば暖地型芝も生育が旺盛になります。
トランジションが思ったように進まない場合、液体肥料(流安肥料)を10倍の水に溶かして、1m2あたり200mlを噴霧器で散布します。
これは暖地型芝は耐塩性が強いのに対して、寒地型芝は耐塩性が弱いので、寒地型芝はダメージを受けて衰退しますが、暖地型芝は肥料分を得て成長が促進される事になります。
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道場主
千葉県のペット泊まるオーベルジュ
Ring Woodfieldのオーナー
1997年より芝生のドックランを作り、
宿は1999年8月にオープン。
以降、1人で600坪の芝生を無農薬で管理する。
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